関西大学経済学会

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第10・11回研究会のお知らせ

会 員 各 位

晩秋の頃となりました。
皆様にはお変わりなくお過ごしのことと存じます。

さて下記の内容で、第10・11回研究会を開催いたします。
皆様、奮ってご参加いただきますよう、お願い申しあげます。

 

イギリス史・英帝国史・南アフリカ史をつなぐ
―堀内隆行著『異郷のイギリス―南アフリカのブリティッシュ・アイデンティティ』をめぐって―

 

日 時:2018年12月15日(土)14:00~17:30
場 所:4A会議室(経商研究棟4F) 

 

第1報告
報告者:
堀内 隆行 氏(金沢大学)

タイトル:
『異郷のイギリス―南アフリカのブリティッシュ・アイデンティティ』の概要とその意図

 

第2報告
報告者:
宗村 敦子 氏(関西大学経済政治研究所 研究員)

タイトル:
両大戦間期の南アフリカ史研究から『異郷のイギリス―南アフリカのブリティッシュ・アイデンティティ』を読む

 

第3報告
報告者:
前川 一郎 氏(創価大学)

タイトル:
英現代史・英帝国史・コモンウエルス史から読む『異郷のイギリス―南アフリカのブリティッシュ・アイデンティティ』

 

休憩の後、参加者との総合討論

 

セミナーのまとめ:
北川 勝彦 氏(関西大学 名誉教授)

 

本研究会の趣旨:

近年、ヨーロッパをめぐる政治・経済・社会の変動は顕著なものがあり、とくにイギリスのヨーロッパ連合離脱(BREXIT)の動向には多くの注目が集まっております。また、こうした動きと連動しながら、かつてイギリスの植民地であった南部アフリカにおいても21世紀に入り政治・経済の変動は顕著であり、この動きは国際関係に影響しつつあります。このように、今日、かつての英帝国・連邦およびそれ以外の諸地域との関係の歴史と現状と構造をあらためて考える必要性に迫られております。以上の背景の下で、このたび金澤大学の堀内隆行氏によって出版された『異郷のイギリス―南アフリカのブリティッシュ・アイデンティティ』は実にタイムリーであり、この本をめぐって上記の問題への認識を深める機会として本研究会「イギリス史・英帝国史・南アフリカ史をつなぐ」が企画されました。

 

以 上